ウイルス、細菌対策のいろは♪

2020年10月06日

コロナ対策グッズ、どれを選べば?

このご時世、ウイルス、細菌気にするようになった方は多いのではないでしょうか?

薬局でもグッズは全面に押し出され、否応にも買わねばと思ってしまうほど。

そんな対策用品のひとつひとつ、どんな効果があるか

正しい知識で知っている方は少ないのではないでしょうか。

今回はそんなコロナ対策とも言える内容お伝えします。

言葉の定義 ~抗菌・除菌・消毒・殺菌~

言葉の定義 ~抗菌・除菌・消毒・殺菌~ 対策は正しい知識から

この文字の並び、良く目にしますよね。

でも実際並べてみると言葉の意味がそこまでよくわからない。

まず、その概要からまとめてみました。

 

抗菌・・・菌の増殖を抑える効果がある。

除菌・・・菌がもしくはある程度菌をへらす効果がある。

消毒・・・菌の活動をへらす、もしくは停止させてある程度菌をへらす効果がある。

滅菌・・・完全に菌を死滅させる効果がある。

 

下から順に効果が強いと覚えましょう。

特に、消毒と滅菌は医薬品・医薬部外品だけに使える言葉なので、信用度は高いといえます。

どんな製品がよいのか。

どんな製品がよいのか。 大差なさそうに見えても、知識があれば見えてくる

あらゆる製品が店頭に並ぶ中、その効果というのはあまりしられていません。

商品の広告だよりの部分が大きいのではないのでしょうか。

一般的に知られている、私達が購入できる製品のほどんどが除菌です。

しかし、細菌・ウイルス対策をしっかりするのであれば、消毒の効果がある製品を選びましょう。

今回はそれぞれのメリットをふまえながら紹介します。

 

◆アルコール

最も市場に多く使いやすい製品です。

速乾性もあるため手軽に消毒効果が得られます。

ただし、手を洗ったあとに洗剤や水分の残りがあると著しく効果がおちるため要注意です。

また、アルコールアレルギーの方も注意が必要です。

 

◆ベンザルコニウム

あまり聞き慣れない名前ですね。

こちらはアルコールと異なり速乾しないので刷り込むように使用します。

殺菌効果はありますがウイルスには効果がありません。

 

◆次亜塩素酸

殺菌効果があり、コロナウイルスにもその効果が確認されています。

ただし、人体への噴霧は健康上推奨されていません。

空間噴霧については、殺菌効果・健康面どちらも保証がなく推奨されていません。

ちなみにマスクって意味あるの?

マスクをしていたら大丈夫!

と思っている方もいるようですが、マスクの効果は非常に限定的です。

主な効果は、飛沫感染の防止と手と顔の接触をへらすことです。

主に感染者のくしゃみや咳による飛沫を防いだり、菌のついた手で口に触れてしまうことを防ぐのが目的です。

予防効果はありつつも、社会的マナーの側面が強いですね。

いかがでしょうか?

最近のニュースを見てると、感染増加や危険性が多く取り上げられていて

外に出るのも怖くなっちゃいますね。

正しい知識や対策を身につけて

感染予防も、自分の日々の生活もよりよいものにしていきましょう♪